61F 資料室
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━━━━━ インターネットメールで届く・デジタル写真専門誌 ━━━━━
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┏┏┏┏ デジタル写真セミナー 2003 3月号 No.83
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まぐまぐ発行・配送数: 9245 部
めろんぱん発行・配送数: 917 部
《目次》
・ [特集] デジタルカメラはレンズを選ぶ
・ [連載] 入力の知恵・画像の知識
(デジタルカメラを使いこなそう! Part41)
・ [連載] ちょっとかしこいフォトショップ・テク
(フォトショップにおけるCMS運用編)
・ [連載] 思いつきのショートコラム
(契約モンスター)
・ いいもの紹介 (CX-400プリンター)
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コンパクトフラッシュは、サンディスク社の商標だったのですね。
デジセミではそのサンディスク社製の大容量型コンパクトフラッシュを
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===== はじめに =====
前回のA5パンチアルバムの読者プレゼントにご応募有難うございました。
これをもちまして締め切らせていただきます。
3名の当選者には個別メールを打ちますので、送り先をお知らせくださいね。
さてさて、桜も咲いてまいりました。
今週は2回の夜桜計画が控えております。
愛知県東海市の名所で一回と隠れ家的花見場で一回の予定です。
えっ、近くじゃん!って方はお知らせくださいね。
ご意見ご感想や、何かお恵みは tsuji@chitanet.or.jp まで!
必ず返信いたしますので、なかなか返事がないなぁってときは
何かのトラブルの可能性がありますのでもう一度送信して下さいね。
・・・おや、また一万部越えたみたい・・・
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[特集] デジタルカメラはレンズを選ぶ
デジタルカメラの受光素子はCCDにしてもCMOSにしても小さなものですので、
レンズの性能によっては、その解像度が生かされ無い場合があります。
銀塩フィルムの粒子よりも細かい受光素子が並んでいますので。
最近はコンパクトタイプでも400万画素や500万画素といった高解像度な
デジタルカメラが出回ってきましたが、本当にその画素数が有効に
生かされているかというと、全てがそうではないようです。
報告が送れましたが、キャノンのEOS-10Dを購入しました。
このデジタルカメラは一眼レフタイプなので、レンズ交換できます。
そこで手持ちのレンズを片っ端からテスト撮影して驚いたという状況です。
結論から言うと、やっぱり高いレンズはいい。
イメージサークルの周辺部を使わないので、
安物でもそれほど変わらないだろうと思っていたけど、とんでもない。
デジタルフォトは、金食いですね。
50mmF1.4は、シャープネスやコントラストが非常に優れていました。
固定焦点の標準レンズなので、さすがです。
50〜200mmF3.5-4.5Lは、一応Lタイプなので多分いいだろうくらいで
それほど期待していなかったけど同じくらいの画質で文句なしでした。
100〜300mmF5.6Lは、Lタイプのくせにひどいものでした。
にじみがやたらと目立ちます。
28〜105mmF3.5-4.5等の標準ズーム系は、もっと落ちて、
やはり値段なりの画質です。
シャープネスやコントラスト共にがっかりさせられました。
まだ他社製の19〜35(CO社)、24〜70(TA社)の方がシャープでした。
これでは業務で使えない。630万画素あっても意味が無い。
オリンパスのC-4100Zの方がかっちりと写っている。
ただ、ノイズの低さや画像の再現性はさすがイオスですね。
少し前の話しになりますが、コニカの小型で解像度の高いデジカメを
貸してもらったことがありますが、
画素数を信用していて失敗したことがあります。
まぁ、あの場合はノイズが大きな原因でしたが・・・
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[連載] 入力の知恵・画像の知識
「デジタルカメラを使いこなそう! Part41」
「光の読み方」 〜光の性質は見えにくい〜
「面光と点光」
前回も少しふれましたが、光質の違いで比較的わかりやすいものが
点光源と面光源になります。要はライトの光っている面積です。
完全に点の光源と言うものはなかなかありませんが、
一般的に小さな発光部からの直接光を点光源と言い、
ライトボックスなどでディフューズされて面積を大きくしたものを
面光源と言います。
では、どう違ってくるのかと言うと、主に影の出方がかわってきます。
そう、辻徳流光の読み方である「陰の出かたを観察する」ってやつです。
影の輪郭がはっきりしているほど光源の面積が小さいと言うことになります。
日常で考えると、
外では太陽光が当たります。この光源は目で見るととても小さなものです。
影ははっきりと出て、硬い光と言えます。
曇りの日になると、空一面が光源になり、とても大きな面積になります。
影はほとんどわからないくらいにぼやけてしまいます。
とてもベタな柔らかい光になります。
室内に入ると、窓の面積が光源になります。
カーテンでディフューズすれば、窓が面光源のライトボックスになります。
レフ板を用いてシャドウ側をおこしてやれば、
立派なライティングをすることも可能ですね。
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[連載] ちょっとかしこいフォトショップ・テク
「フォトショップにおけるCMS運用編」
前回の、フォトショップのカラー設定で一番大切な項目は、
「カラーマネージメントポリシー」という項目だということ。
ここは「埋め込まれたプロファイルの保護」にして
入力時のプロファイルを生かすんだということ。
こうすることにより、プロファイルの指定はソースプロファイルになり、
「作業用スペース」は何だってかまわないという話は理解できたでしょうか。
ソースプロファイルが無い場合のみ有効になり、
通常はソースプロファイルが作業用スペースになるんですからね。
入力ソースにプロファイルが付いていないRGB画像、
いわゆるタグ無しRGBの場合でも、作業スペースはなんでも好きなものに
しておいて、最後にプロファイルを指定すれば、それでもかまいません。
おっと、フォトショップでは、用語としてプロファイルのことを
一部分では「タグ」という言い方をしています。
現在の画像のプロファイル確認方法は、アプリケーション
ウィンドウ(Windows)またはドキュメントウィンドウ(Macintosh)の
下部に表示されるので、下の境界線にある三角形をクリックします。
「ドキュメントのプロファイル」を選択すると、画像で使用されている
カラーのプロファイル名が表示されます。
一度確認してみてください。
「sRGB」とか「adobeRGB(1998)」になっていると思います。
もし、プロファイルがついていないじょうたいだと、
「タグのないRGB」になっているでしょう。
最終的にプロファイルをつけるには、フォトショップのメニューバーから、
「イメージ」→「モード」→「プロファイルの指定」を開きます。
一番下の「プロファイル」を選択して、すきなものに変換します。
保存をするときに、「ICCプロファイル」にチェックを入れれば完了です。
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[連載] 思いつきのショートコラム
「契約モンスター」
仮面ライダー龍騎はもう終わってしまったけど、モンスターとの契約という
変なイメージが頭から離れない。
アドベントカードやサバイブはどうでもいいが、
契約モンスターが妙にはまってしまった。
えさを与えつづけるかぎり忠実なしもべでいてくれるモンスター。
心当たりあるでしょ。
写真もそう。
ゼロのものから価値を生み出す、そんなモノ作りに携わる職業柄
常に作画研究のためにいろんなものを観察しつづけなければならない。
新技術も導入していかなければいけないし、
必要なものは自ら研究開発していかなければならない。
技術も、感性も、常に意識していないと契約が成り立たなくなり、
モンスターに食われてしまうんだろう。きっと。
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いいもの紹介
「CX-400プリンター」
フジフィルムから、Printpix CX-400というプリンターが出ています。
これがなかなかデジタルカメラとの相性がいい。
しまった、こんなの紹介したらデジカメプリントのお客さんが
減っちゃうかもしれない・・・
まぁ、画質にこだわる人は来てくれるだろうということで
この便利な家庭用プリンターの紹介です。
メディアから直接プリントできるし、めっちゃ小さいけどモニターが
付いているのでとりあえず単体で操作できる。
それから、PCと接続してプリンターとして使えるのは当然ですね。
用紙サイズが変更可能なので、ペーパーロスも少なく
従来のNXシリーズよりも、ペーパーの面質が均一になりよくなりました。
プリントスピードも88秒と短くなったのでイライラも半減です。
ロールペーパーになったので、取扱いがめんどくさくなったけど
ランニングコストが下がったことを思えば○かな。
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■ まずはtsuji@chitanet.or.jpまでメールでお問い合わせください。
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□ 質問、投稿、お花見も大歓迎、
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発行人 辻 徳明 tsuji@chitanet.or.jp
発行所 T+One DESIGN (辻写真館 ベンチャーセクション)
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このメールマガジンへのご意見ご感想、転載許可や何かお恵みは
「tsuji@chitanet.or.jp」までお知らせください。
Copyright (C) 1997-2003 by Tokuaki Tsuji
Presented by "PhotoStudio TSUJI" Sinmaiko, Chita-city, Aichi, Japan
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