62F 資料室
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━━━━━ インターネットメールで届く・デジタル写真専門誌 ━━━━━
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┏┏┏┏ デジタル写真セミナー 2003 4月号 No.84
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まぐまぐ発行・配送数: 9246 部
めろんぱん発行・配送数: 917 部
《目次》
・ [特集] バッチを使ったバックアップ
・ [連載] 入力の知恵・画像の知識
(デジタルカメラを使いこなそう! Part42)
・ [連載] ちょっとかしこいフォトショップ・テク
(背景消しゴムツール)
・ [連載] 思いつきのショートコラム
(この時期の行事)
・ いいもの紹介 (テープのり)
□ 広告募集 http://www.chitanet.or.jp/users/tok/koukoku.html
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===== はじめに =====
またまた月末に間に合いませんでした。アウトですね。
いまはいろいろあって・・・って言い訳してもしょうがないよね。
4月号なんて、うそっぱちになってしまいました。申し訳ないです。
写真に携わるプロの方向けのメーリングリストがスタートしています。
写真撮影を仕事としている方、写真館、スタジオ関係者のみ
身分を明かした上で参加できるリアルなMLです。
登録は、Webページか、tsuji@chitanet.or.jpまで。
ご意見ご感想や、何かお恵みは tsuji@chitanet.or.jp まで!
必ず返信いたしますので、なかなか返事がないなぁってときは
何かのトラブルの可能性がありますのでもう一度送信して下さいね。
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[特集] バッチを使ったバックアップ
今回は、デジカメで撮影したデータのバックアップ保存について
スマートなやり方はないものか探ってみました。
デジタル撮影においていちばん怖いことは、データが消えてしまうことです。
ディスクのクラッシュに備えてバックアップしている方は多いと思いますが
実際のところ、ほとんどが操作ミスや勘違いによる人的ミスが多いんです。
勘違いで消去したならゴミ箱から拾えばいいけど、
同じ名前で上書きしてしまったとか、ゴミ箱も空にしちゃったら
もうそのスジのユーティリティに頼るしかありません。
画像操作やレタッチの前にはバックアップを作っておきましょう。
とはいえ、めんどくさいので
ウインドウズを使っているならバッチファイルを作ってみましょう。
Cドライブの「image」フォルダの中身をDドライブに「backup image」
というフォルダにバックアップする場合は、
メモ帳やテキストエディタで、適当な名前で新規テキスト書類を作成して、
次のように記述します。
xcopy /d /e /h c:\image\* d:\"backup image"\
と、この1行だけを書き込んで保存します。
そして、拡張子を「.txt」から「.bat」に付け替えます。
このショートカットをスタートのメニューに作ればすぐに実行できます。
このままでは実行が終わったらその都度閉じなければなりませんので
これが面倒な場合は、プロパティを開き、プログラムタブにある
「プログラム終了時にウィンドウを閉じる」にチェックを入れてください。
いろいろと応用して使ってみてくださいね。
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[連載] 入力の知恵・画像の知識
「デジタルカメラを使いこなそう! Part42」
「トーンをものにしよう」 〜イメージに合わせてセンスよく〜
「デジタルでの調子の再現」
さて、光についてはひと通り終わりまして、
つづいてトーン(調子)についての項目に入っていこうと思います。
調子というのは、以前に出てきた写真の四つの要素の一つです。
「動機」「光」「調子」「構図」、おぼえているでしょうか。
調子のコントロールは、センスの良し悪しと言うより、
研究と学習により人それぞれの身についてくる方向性の要素です。
数多くの場を踏むことで、ある程度身についてきます。
でもこれが決まるとセンス良く見えるんですねぇ・・・
そのひとつに、色温度の操作があります。
デジタルカメラでは、ホワイトバランスという項目があり、
通常は自動になっています。
このホワイトバランスは、使いこなすまでは少々やっかいな存在で、
見た目とのギャップや補正具合をつかむまでは
しょっちゅう振り回されました。
でも、ほぼ感覚をつかんだら強い武器になります。
マニュアル設定で自由自在に思うがまま。
写真の色温度を自由に操ることができて、場の印象である雰囲気や
自分なりの世界を演出するのにとても役にたちます。
現実どおりの色を忠実に再現することはとても難しいことで
これがすべての基本ですからもちろん大切なことですが、
現実ではなく、自分の考えとか感動に対して忠実な再現をすることが
ものづくりをする上では、より大切なことだと思っています。
でも、奇をてらった嘘っぱちな表現は、すぐに見破られてしまいますよ。
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[連載] ちょっとかしこいフォトショップ・テク
「背景消しゴムツール」
知らない間にバージョンアップによって追加されている機能って
結構いろいろとあるんですね。
その中で案外気が付かなかったツールに、
背景消しゴムツールというものがあります。
これは、ブラシの中心部分の色に近い色のみ消去する消しゴムです。
地味な存在の割には、かなり便利に使えるのでちょこっと紹介します。
背景消しゴムツールは、消しゴムツールをプレスすると現れるので、
ここで消しゴムツールを背景消しゴムツールに切り替えます。
背景消しゴムツールをダブルクリックすると、オプションパレットで
各種のオプションを選択します。
オプションは以下の通りです。
「隣接されていない」は、指定したカラーを削除したい場合。
「隣接」は、指定した部分に隣接しているエリアのみ消去したい場合。
「輪郭検出」は、隣接しているエッジを鮮明に保ちたい場合です。
「許容値」は、低くすると、サンプルカラーに近い色の領域に、
高い許容値は、広い範囲の色を消去します。
サンプルには、「継続」「一度」「背景の色見本」があります。
「継続」はドラッグしながら連続的に中心の色をひろいます。
色の異なる隣接領域を消去するには、このオプションですね。
「一度」は、最初にクリックしたカラーを含む領域だけを消去します。
単一カラー領域を消去するには、このオプションです。
「背景の色見本」は、現在の背景色を含む領域だけを消去します。
さて、ブラシサイズを選択して画像をこの背景消しゴムツールで
ドラッグしてみましょう。
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[連載] 思いつきのショートコラム
「この時期の行事」
さてさて、お祭りが始まります。
なんとか天気になりそうだけど、ほんと、今の時期は雨が多い。
雨が多いと、湿気対策も大変です。
まずはレンズにカビが生えないように防湿庫にいちいち入れなきゃいかん。
普通のカメラならまだ気楽だけど、
デジタルカメラはカメラごと入れないと、受光素子が心配です。
スキャナーも、原稿台のガラスの掃除をしなくては。
ガラスの裏表よく磨きます。
なんか、年間行事のような毎年の繰り返し。
さて、この時期を乗り切れば、お楽しみの夏がやってきます。
遊ぶ為の資金稼ぎも大変です。
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いいもの紹介
「テープのり」
書き損じたときに使う、修正液って昔からありますよね。
そんでもって、修正液のテープ状になったのも最近よく見かけます。
貼り合わせをコピーとる時に、つなぎ目が黒く出ないように
上からビーーーーとこすっていくと白いテープが貼りつくやつです。
そんでもって、そんな感覚で糊が貼れる物があります。
糊自体は極薄ですので、両面テープのように貼ったところがぼこっと
膨れずにきれいに貼れちゃいます。写真をとめる時にピピーっとね。
接着剤と両面テープの中間みたいなのです。
愛用品は、2個セットで安売りしている「PLUS TAPE GLUE R」っていう
使いきりのタイプです。
これを見つけるまでは、「TOMBO PiT tape M」を使っていましたが、
糊が切れ切れになるくせに、ねちょーっと切れが悪い。
一面にうまく均一に塗れずに苦労しました。
ちなみにこちらは、詰め替え式で、はってはがせるタイプも出ています。
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発行人 辻 徳明 tsuji@chitanet.or.jp
発行所 T+One DESIGN (辻写真館 ベンチャーセクション)
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Presented by "PhotoStudio TSUJI" Sinmaiko, Chita-city, Aichi, Japan
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