61F 知恵と知識の間

「デジタルカメラを使いこなそう! Part41」 「光の読み方」 〜光の性質は見えにくい〜 「面光と点光」 前回も少しふれましたが、光質の違いで比較的わかりやすいものが 点光源と面光源になります。要はライトの光っている面積です。 完全に点の光源と言うものはなかなかありませんが、 一般的に小さな発光部からの直接光を点光源と言い、 ライトボックスなどでディフューズされて面積を大きくしたものを 面光源と言います。 では、どう違ってくるのかと言うと、主に影の出方がかわってきます。 そう、辻徳流光の読み方である「陰の出かたを観察する」ってやつです。 影の輪郭がはっきりしているほど光源の面積が小さいと言うことになります。 日常で考えると、 外では太陽光が当たります。この光源は目で見るととても小さなものです。 影ははっきりと出て、硬い光と言えます。 曇りの日になると、空一面が光源になり、とても大きな面積になります。 影はほとんどわからないくらいにぼやけてしまいます。 とてもベタな柔らかい光になります。 室内に入ると、窓の面積が光源になります。 カーテンでディフューズすれば、窓が面光源のライトボックスになります。 レフ板を用いてシャドウ側をおこしてやれば、 立派なライティングをすることも可能ですね。
                
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