66F 資料室
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まぐまぐ発行・配送数: 8599 部
めろんぱん発行・配送数: 1056 部
《目次》
・ [特集] カメラらしくなってきたデジカメ
・ [連載] 入力の知恵・画像の知識
(デジタルカメラを使いこなそう! Part46)
・ [連載] ちょっとかしこいフォトショップ・テク
(かしこいコンテクストメニュー)
・ [連載] 思いつきのショートコラム
(遊びから学ぶ)
・ いいもの紹介 (手作り製本キット・とじ郎)
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===== はじめに =====
今年の夏は、なんだったんでしょう・・・
ぼくの一年を返して!って言いたいくらいです。
でもようやく月末になって夏らしく、いや、晩夏らしくなってきたので
少しは気もおさまりつつあります。
話はごろっと変わって、
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[特集] カメラらしくなってきたデジカメ
最近のデジタルカメラは、かなりカメラらしくなってきました。
これはどういう意味かと言うと、パソコンの周辺機器としての
入力装置ではなく、カメラとしてのデジタルカメラになってきているような
製品が多く出てきたと感じています。
つまり、カメラの代わりとして役に立つようになってきたと言えます。
と言っても、昔からカメラとして使えていたものも多くありますし、
特にどこがどう変わったという部分もはっきりしている訳ではありません。
おもにカメラとして使えるということは、
シャッターのタイムラグの短縮であったり、起動時間が早くなったり
色空間がプリントを意識してsRGBに対応してきたりした部分です。
まだまだ色に関しては、青いモニターでの画面表示を意識して、
プリントするとイエロー浮きする機種も多くあります。
そして、一眼レフのデジタルカメラが、手の届く価格まで下がってきている
ことも今年のビッグニュースです。
各社カメラメーカーが次々と廉価な機種を発表していますが、
この競争はうれしいことです。
キヤノンのEOSシリーズも10Dを発売し、使える性能と買える価格が
業界のデジタル化の波を一気におしすすめました。
ただ、受光素子のサイズが小さいので、広角系ズームが必要になり
この価格が高くて結局はかなりの出費になってしまうのが実情です。
そして9月20日に発売されるEOS Kissデジタルは、10Dなみの性能で
一般ユーザー層向けに、驚きの価格で登場します。
しかも、専用の使いでのある18-55mmの焦点距離を持った
レンズ付きでも14万円前後になると聞いています。
業務利用では、ボディの耐久性やボタン類の操作性からして
ちょっと使いづらいと思いますが、スナップ用途なら
だましだまし使えるのではと思います。
話がそれてしまいましたが、カメラとしてのデジタルカメラは、
最終的には使う個人個人の捕らえ方しだいです。
カメラから記録メディアを取り出して、フィルム代わりに使うかどうかです。
このメディアは繰り返しフォーマットして使えるので、
使い切る必要はありません。
行事ごとにCD付きでプリント注文すれば、行事ごとのCDがプリントと共に
できてくるので、データを消してしまう心配もなくなり、
思い出の整理も簡単にできます。
プリントに出したらメディアはフォーマットしちゃえばいいんです。
あとは、このCDがフィルム代わりになります。
パソコンも、その知識も必要のない環境は、すでに整っているんです。
デジタルカメラをカメラとして使いますか。
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[連載] 入力の知恵・画像の知識
「デジタルカメラを使いこなそう! Part46」
「構図はもっとも簡単なTips」 〜誰でも上達、構図のあれこれ〜
「タテ位置なのかヨコ位置なのか」
さて、今回からは構図についてですが、ここでは書物等で書かれている
一般的な構図とは別の角度から見たことも載せていきたいと思います。
一般的な構図なら本から学んでもらえばいいことですし、
今までに取り上げてきた内容を理解していれば、
けっして間違った構図の利用方法をしないことと思います。
もう言うまでもなく、構図の悪用は技術向上の妨げになり、
見かけ倒しの意味のない写真を作ってしまうことになります。
この構図についての解説を最後に持ってきた意味を理解していただき、
その辺、十分ご注意して作画をしてくださいね。
それでは今回のお題である、タテ位置とヨコ位置の決め方です。
基本的な決定方法は、主題を伝えるための適正な環境にあります。
簡単に言えば、テーマにとって奥行きを使って伝えた方が効果的なのか、
又は広がりを使って伝えた方が効果的なのかということです。
これは実はそんなに考えなくてもいいことなんです。
知らず知らずのうちに自分の体の一部が反応しているからです。
頭で考えるのでもなく、イメージをすることでもありません。
その体の一部とは、「視線」です。
被写体に対して、撮影動機が生まれたときに、
「視線」がどのように動いたかを意識していれば、気がつきます。
慣れてくると、視線の動きとカメラの構え方が瞬時に一致してきます。
たとえば、海岸の写真を撮るときに、
海の広さに感動していれば視線が横へ広がり、横位置に構えます。
空の高さに感動していれば視線が縦に広がり、縦位置に構えます。
相手が動くものならもっと簡単にわかるでしょ。
横に走っていけば・・・こちらに迫ってくれば・・・
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[連載] ちょっとかしこいフォトショップ・テク
「かしこいコンテクストメニュー」
Adobe Photoshop には、スクリーンの上部のメニューからの操作以外に
コンテクストメニューというものがあります。
これ、使ってますか?なかなか便利ですよ。
表示するには、画像のウインドウ内や、レイヤーパレットに表示される
サムネールなどパレットの上にポインタを持っていき、
Windowsはマウスの右ボタンでクリックします。
Mac OSの場合は、Control キーを押しながらマウスボタンを押します。
すると、使用中のツール、選択範囲、パレットに関連した
そのツール等によりさまざまなツールオプションや、
現在実行可能なコマンドが表示されます。
このコンテクストメニューを効果的に使うことによって、レタッチ作業を
効率良くサクサクとこなせるようになります。
また、Windowsの場合は、コンテクストヘルプを表示することもできます。
Shift+F1 キーを押してから(ポインタの横に「?」が表示されます)、
コマンドを選択するか、パレット上のオプションをクリックして
該当するヘルプを表示します。
もしくは、ダイアログボックスの表示中は、F1 キーを押すと
そのダイアログボックスに関するヘルプが表示されます。
使っていなかった方は、お試しあれ。
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[連載] 思いつきのショートコラム
「遊びから学ぶ」
ぼくは勉強嫌いです。
知識を身に付けることが主目的になるのが嫌いなんです。
勉強するのは嫌いだけど、勉強になることは嫌いじゃないんです。
どうもこのあたりのことが本末転倒になってくると、やる気も薄れて
身につかないことばかりになってしまうんです。
光も構図も自然から学んでいます。
これは、結果的に身についたものですが、それを観察する努力や癖をつけて
一生懸命に自然の中で遊んでいるんです。なんか笑えるでしょ。
でも主目的は、その時の時間を遊んで楽しむことにあるので、
すこしの空時間があれば、好きなことして楽しく過ごしたいのは
当然ですよね。
そして最近は、あくびをする時間も欲しくなってきました。
そんなゆとりのある生活を夢見ながら、一生懸命遊んでいます。
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いいもの紹介
「手作り製本キット・とじ郎」
今回は、鰹ャ林から出ている、
インクジェットプリンター対応の手作り製本キット
「とじ郎」をご紹介します。
サイズはL判サイズからA4たてサイズまでいろいろとあります。
本格タイプは背表紙から全て手作りするタイプで
サイズは「ハガキたて」「A5たて」「A4たて」になります。
お手軽タイプはL判プリントを貼りあわせてできる
「L判たて」と「L判よこ」があります。
完成商品は、立派な製本状態になり、オリジナルブックとしては
手作りでもすごく完成度が高いものになります。
こりゃ、写真集や子供のアルバムとして自慢できますよ。
で、実際にモニター品を送ってもらい、「L判たて」を作ってみました。
いちばん苦労した点は、正確にL判サイズの用紙にプリントすることだけで、
手作り製本のやり方は、とても簡単でした。
キャノンやエプソンなどのデジカメ画像プリントソフトの
(エプソンフォトク一カー、キャノンイージーフォトプリント等)
用紙指定でL判を選択して印字できればそのままで問題ないそうです。
用紙や表紙、芯ボール、見返し用紙やとじテープ等、至れり尽せりの
パーツがそろっていて、10分ほどで製本が完成してしまいました。
製本なれしていない方でも20分あれば作れると思います。
何と言っても、表紙のプリントがいい感じです。
詳しくは、「とじ郎倶楽部」http://www.tojiro.co.jp/で
商品や作り方が紹介されているので、一度ご覧ください。
お問い合わせは、info@tojiro.co.jpへどうぞ。
親切に対応してくれますよ。
この商品は、銀座伊東屋、東急ハンズでもお取り扱っているそうです。
┏┏┏ おしらせ ┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏
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発行人 辻 徳明 tsuji@chitanet.or.jp
発行所 T+One DESIGN (辻写真館 ベンチャーセクション)
http://www.chitanet.or.jp/users/tok/
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Copyright (C) 1997-2003 by Tokuaki Tsuji
Presented by "PhotoStudio TSUJI" Shinmaiko, Chita-city, Aichi, Japan
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