68F 資料室

■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ ━━━━━ インターネットメールで届く・デジタル写真専門誌 ━━━━━ ┏┏┏┏ ┏┏┏┏ ┏┏┏┏ ┏┏┏┏    デジタル写真セミナー 2003  10月号     No.90 ┏┏┏┏ ┏┏┏┏ ┏┏┏┏ ┏┏┏┏         http://www.chitanet.or.jp/users/tok/ ┏┏┏┏ ┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏ ┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏                   まぐまぐ発行・配送数: 9756 部                  めろんぱん発行・配送数: 1066 部 《目次》  ・ [特集] シャープネスの設定  ・ [連載] 入力の知恵・画像の知識           (デジタルカメラを使いこなそう! Part48)  ・ [連載] ちょっとかしこいフォトショップ・テク           (自動処理にご注意)  ・ [連載] 思いつきのショートコラム           (あとかたづけ)  ・ いいもの紹介 (100均タップ) □ 広告募集 http://www.chitanet.or.jp/users/tok/koukoku.html ┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏ ┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏ ===== はじめに ===== あ〜ぁ、3日かぁ。 今回はちょっと焦りました。 文章を読み返していないので、誤字脱字、 文章的におかしい部分が多いかもしれないけど 寛大な心でかんべんしてね。 ご意見ご感想や、何かお恵みは tsuji@chitanet.or.jp まで!  必ず返信いたしますので、なかなか返事がないなぁってときは  何かのトラブルの可能性がありますのでもう一度送信して下さいね。 ┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏ ┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏ [特集] シャープネスの設定 ずいぶんと昔になりますが、シャープネス処理はいつかけたらいいのか という話をしていたことがあります。 たしか、レタッチをしている時に、「色調整」「リサイズ」「シャープ」 の順がいいと言っていたと思います。 それはそれとして、デジタルカメラにもシャープさが変えられる機種が 多くあり、どれを選んでいいかわからないと言う話をよく聞きます。 例えば、「シャープ強・標準」とか、「標準・なし」とか、 シャープ「+2・+1・0・−1・−2」とかいろんな表現があります。 デジタルカメラには、このようなシャープネス強調のための 輪郭強調があらかじめ設定されていて、その強さや設定のバリエーションも カメラによりまちまちで、そして、表現方法ですらバラバラです。 ほとんどの場合、解像度なりの適切な輪郭強調は標準であったり、ゼロで 問題なく使うことができますが、全体的にやや強めですね。 メーカーによっては、ちょっと強すぎないか               ・・・と思うことがよくありますが。 で、最近ポピュラーになってきた、カメラからのダイレクトプリント、 ピクトブリッジ等の規格も広がってきて、レタッチ無しでプリントするのが 当然なことになってくると、この、輪郭強調の意味も深くなってきます。 これに対してパソコンで出力用途に応じた適切な輪郭強調を行いたい場合、 デジタルカメラでの輪郭強調は軽くしておいた方が 最終的な仕上がりは良くなります。 カメラ側の輪郭強調は、データを壊すことになるので控えめにしておき、 表示用なら、モニターで確認しながらアンシャープマスクを かけすぎないようにさらりと適用します。 写真プリントは、画質がよければ、やや軽めがいいですね。 家庭用のプリンターならカメラ側の標準的な設定程度がちょうどいい。 印刷に使うなら、シャープ処理するかどうかは、打ち合わせの上 決めるのがいいと思います。 ┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏ ┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏ [連載] 入力の知恵・画像の知識 「デジタルカメラを使いこなそう! Part48」 「構図はもっとも簡単なTips」 〜誰でも上達、構図のあれこれ〜 「空間とリズム」 写真を写すという作業は、3次元の世界を2次元の中で表現することで、 写真自体は平面の物質になります。 この平面の中にも空間を感じさせることができるのが写真で、 そのための手法に構図というものがあるんです。 構図には、画面の動きや奥行き感、濃淡の対比、比率などのノウハウが 詰まっており、そのツボさえおさえておけば、なんとなく格好がついてしまう そんな虎の巻のようなものでもあります。 それと同時に、 誰でも簡単に上達したように見えてしまう危険なものでもあるので、 そんな「かたち」から入る構図に陥らないよう、 本質的な構図を組めるバランス感覚を大切にしたいと思っています。 そのバランスは一人一人違いますが、それが味となり、 写真を構成する被写体をライティングやフレーミングでコーディネイトして、 色彩やトーンの重さを自分のバランスで配置することで 空間やリズムのような目に見えないものを写すことができます。 空間は主題を生かすための大切なアイテムであったり、 場合によってはその空間自体が主題となって、 被写体を脇役に従えて空気感の感覚を伝えることもあります。 その場合、リズムを組み込むことで、空間が生きてくることがあります。 ランダムな自然界の中から、ある種の法則を見出すこと、 言いかえると、規則性を見つけてバランスよく配置することで 空間とリズムが調和して写真の命が動き出すんです。 ┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏ ┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏ [連載] ちょっとかしこいフォトショップ・テク 「自動処理にご注意」 フォトショップには便利な自動処理として、アクションや、 それを実行ファイルにしたドロップレットがあります。 しかし、そのような便利機能も、うっかりすると取り返しのつかないミスを おかすことになります。 大量の処理を自動処理で一括して行っていると、気づいたときには もう遅いというような事態を招くんです。 例えば、よくやってしまう失敗は、 処理が終わったら次のファイルをそのまま始めてしまうこと。 保存までを自動処理にやらせている場合、ファイル名を指定して保存する アクションが入っていると、せっかく処理できた一つ目のファイルに 二つ目のファイルが同名で上書き保存されてしまいます。 自動処理ではこの場合の上書き保存の警告は出ませんので、 気が付くと、苦労して加工した一つ前の画像がなくなってしまいます。 慣れてくると特に犯しやすいミスで、忙しいときに限って 気の緩みからやってしまいます。 これを防ぐためには、保存がかかったら次の作業に取り掛かる前に 名前を付け替えておく。 もしくは、他のディレクトリに移動しておきましょう。 さっきやっていた2時間の労力がパァになったばかりで身に染みています。 ┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏ ┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏ [連載]  思いつきのショートコラム 「あとかたづけ」 ぼくの苦手なことに、あとかたづけというものがあります。 事務処理や後処理が苦手なので、いつもやりっぱなしのまま次々と 違うことに取り掛かっていく、そんな悪い面は重々承知しており 何とかしなくちゃと、常々思っております。 このめるまがのデータも、書きっぱなしのWebにも載せっぱなしで いつかは目次をつけて、探している記事をすぐに見つけられるように したいと思ってはいるのですが、なかなかとりかかれずにいる状況です。 そんな中、デジタルカメラを使いこなそう!のコーナーだけでも とりあえず整理しようと、記事を集めては見たものの・・・ それ以上のことは、どう整理していいやら。 ┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏ ┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏ いいもの紹介 「100均タップ」 100円均一で見つけた、スケルトンの電源タップ、 透明だから内部にほこりがたまるのが見えたり、接点の劣化まで見えて 掃除のタイミングがわかりやすい。 接点にほこりがたまっても怖いけど、 昔、はずしたホチキスの芯が入り込んですごい事になった経験がある。 あんときは、ほんとに信じられなかったよ。 透明で中が見えて安心、しかも百円だよ。 普通の3口のもあるし、薄型で差込が180度動くものもある。 なんだかうれしくて、3つ買ってきたけど、 安いからか知らないけど、もうすでにひとつなくしてしまった。 安くても大事にしないと、結局高い買い物になってしまうね。 ┏┏┏  おしらせ ┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏ ┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏ -―PR―--―--―--―--―--―--―--―--―--―--―--―--―--―--―--―-  葬儀用遺影写真 着せ替え・バック消しソフト 「PRODUCE HEAVEN v2」      ウインドウズ版 無料の期間限定お試し版CDあります。  フォトショップにヘブンパレットが出現し、処理工程を自動ナビゲート!  詳しくは、プロデュース事業部 kcraft@muc.biglobe.ne.jp 河合まで。 -―--―--―--―--―--―--―--―--―--―--―--―--―--―--―--―PR―- -―PR―--―--―--―--―--―--―--―--―--―--―--―--―--―--―--―- オリジナル年賀状、11月後半よりスタートします。  背景テンプレート、年号ロゴ、あけましてのタイトル、イラストを  それぞれチョイスして自由に配置し、住所・名前・あいさつ文を入れます。 お年玉付き年賀はがきに加工します。写真タイプ・インクジェットタイプ有り       お問い合わせは、辻写真館 tsuji@chitanet.or.jp まで。 -―--―--―--―--―--―--―--―--―--―--―--―--―--―--―--―--―- □ 質問、投稿、栗拾いも大歓迎、   メールアドレスを掲載してもいい場合は本文中に書いて下さいね。 □ 配信の解除・変更は、こちらからは配信先アドレスが確認できないので   http://www.chitanet.or.jp/users/tok/の「会報のご案内」ページにて   登録者ご自身で登録・解除をしてください。 □ このメールマガジンは、インターネットの本屋さん『まぐまぐ』を   利用して配送しています。ID=1481 ( http://www.mag2.com/ ) □ このメールマガジンは、気になるメルマガスタンド『めろんぱん』も   利用して配送しています。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ┏┏┏┏ ┏┏┏┏    デジタル写真セミナー 2003  10月号     No.90 ┏┏┏┏ ┏┏┏┏       発行人  辻 徳明  tsuji@chitanet.or.jp       発行所  T+One DESIGN  (辻写真館 ベンチャーセクション)            http://www.chitanet.or.jp/users/tok/      このメールマガジンへのご意見ご感想、転載許可やお恵みは            「tsuji@chitanet.or.jp」までお知らせください。 Copyright (C) 1997-2003 by Tokuaki Tsuji Presented by "PhotoStudio TSUJI" Shinmaiko, Chita-city, Aichi, Japan ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
                
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