72F 資料室
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━━━━━ インターネットメールで届く・デジタル写真専門誌 ━━━━━
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┏┏┏┏ デジタル写真セミナー 2004 3月号 No.94
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まぐまぐ発行・配送数: 8933 部
めろんぱん発行・配送数: 1086 部
《目次》
・ [特集] Nikon D70 の実力
・ [連載] 入力の知恵・画像の知識
(デジタルカメラを使いこなそう! Part52)
・ [連載] ちょっとかしこいフォトショップ・テク
(小さな画像にする)
・ [連載] 思いつきのショートコラム
(ウイルス花盛り)
・ いいもの紹介 (NOMAD MuVo2 4GB)
□ 広告募集 http://www.chitanet.or.jp/users/tok/koukoku.html
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===== はじめに =====
もう4月だけど3月号。
この悪循環ははやく何とかしなきゃ・・・
余談だけど、4月29日、川原で遊びます。
前日の深夜から出かけます。だれかいっしょに行かない?
ご意見ご感想や、何かお恵みは tsuji@chitanet.or.jp まで!
必ず返信いたしますので、なかなか返事がないなぁってときは
何かのトラブルの可能性がありますのでもう一度送信して下さいね。
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[特集] Nikon D70 の実力
今回は、とある人から Nikon D70 を借りているので、そのテストレポートを
お伝えしたいと思います。
ボディーの他に、レンズは同時新発売のDXED18-70F3.5-4.5Gと、
てぶれ補正のついたVRED70-200F2.8G も借りております。
まず手にしてはじめて感じたことは、思ってたよりもしっかりとした
作りをしていること。キヤノンのEOS Kiss DIGITALの対抗だろうという
先入観があったので、その程度のおもちゃっぽさがあると思いきや、
メタルのEOS 10Dほどのしっかり感は無いけれど、
じつはそこそこサブ機にも使えそうなカメラだったんです。
EOS Kiss DIGITALの対抗と言うより、D100を食ってしまいそう。
早速ファインダーをのぞいてみると、あれあれ、像が小さいぞ。
ファインダースクリーンが遠いのか、小さいのか、かなり見づらい。
仕事で頻繁に使うには、ストレスがたまりそうです。
双眼鏡を逆からのぞきながら車を運転するような使いづらさを強いられる
のは、ちょっと致命的。数多くシャッターを切るほどに
このまどろっこしさと言うか、イライラ感がつのってきて、
作画どころではなくなってしまいそうです。
ここは創作に直結する部分なので、しっかりとおさえてほしかった。
その他の部分は、慣れてしまえば使いこなせるようになるものばかり
なので、特に不具合は感じませんでした。
ただ、ホワイトバランスの数値をダイレクトに指定する機能は
いつも使っているだけに、装備してほしかったと思います。
それぞれの程度や条件によってかなりずれが生じてくるので、
曇りとか日陰のマークよりも、色温度の数値の方が
さじ加減がきいてピンときます。
あと、よく使う機能をダイレクトに呼び出せるボタンの割り当てが
できれば、使いこなしがしやすくなったことだと思います。
これは、他メーカーではよくある機能だけに、残念です。
さてさて、画質はどうかと言いますと、
テスト機では、色はG味の傾向があり、彩度もコントラストも低め。
いわゆる、おとなしめの再現って言うやつです。
白飛びも黒つぶれも起こしにくい設定で、とても無難です。
オートホワイトバランスは、よく補正が効いていて、
キヤノンなどの補正不足は感じられませんでしたが、
その副作用として、カラーフェリアの影響も出やすくもありました。
そうそう、カラーフェリアとは、赤い服を着ている人を写すと、
その赤に反応してマイナス補正が働き、顔色まで青くなってしまう現象です。
解像力は、標準設定ではシャープネスが強すぎることもあり、
D100よりも良く感じ、EOS 1ODとの間ぐらいのシャープさと
見ましたが、これはDXED18-70F3.5-4.5Gをつけたときのこと。
EOS 1ODには、17-40F4Lでの比較なので、ちょっと不公平ですな。
それにしてもシャープネスについては、1ODの底力をあらためて感じました。
それから良いか悪いか、ノイズは多い。特に暗い部分。
良いか悪いかと言うのは、多少のノイズがシャープに見せる効果が
あると言うことです。
銀塩の世界でも増感現像をしてノイズを増やすことでシャープに見せる
ことをしたことがありますし、現像を浅くすることで
ヌルッとつるつるでポヤポヤした触感を付けることもありました。
10DではISO400、D70ではISO200がちょうど良いノイズ感です。
まあ、被写体やシチュエーションごとにケースバイケースですが。
ノイズの多さ、細部の表現力、カラーフェリア、ファインダーの見にくさ
気になったことは、こんな程度です。使い方によってはしれたこと。
そんなことより特筆すべきは、起動時間のすばやさ。
この素早さが全ての欠点を補ってもまだ買いの条件に匹敵します。
バッテリーの持ちもうれしい。
内蔵ストロボが高く上がるのも緊急時にいい。
(EOS-10Dでは、レンズでケラレて、内蔵ストロボは使い物にならない)
通常ではFINEしか使わないので、
解像度と圧縮率が別のダイアルなのもうれしい。
X接点が無いのが悲しい、ヘルプ機能もはじめは助かる、
シャッターのタイムラグがやけに気になる、液晶カバーはうれしい。
集合写真には使えないし、スタジオやポートレートではつらい。
でも、スナップにはぴったりの一台に間違い無い。
その際は、何度かのテストを行ってカスタム設定で彩度やコントラスト等を
突き詰めた設定にしておくか、レタッチ必須と言うことで。
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[連載] 入力の知恵・画像の知識
「デジタルカメラを使いこなそう! Part52」
「構図はもっとも簡単なTips」 〜誰でも上達、構図のあれこれ〜
「形で見るいろいろな構図」
形で見るとは言っても、メールマガジンなので文字での解説です。
今までの内容で構図についての誤解は解けていると思いますので
一般的に言われている構図について、少し触れてみます。
黄金分割、パースペクティブ(画角・遠近感)などを考慮して、
次の構図を当てはめてみます。
まずは、シンメトリックな「三角構図」
平凡ですが、安定感があり納まりがいいので、使いやすい構図。
この構図を使うときは、三角構図の中でもポイントとなる点を
ひとつ置いておかないと、つまらない写真になってしまいます。
次に「水平線」のある構図。
これも平凡で広がりがありますが、この水平線の位置に工夫が必要です。
黄金比率を併用して、バランスを保ちながらアクセントを効かせてください。
「縦ライン」の構図
高さを表現するだけではなく、縦ラインの繰り返しにより
力強さ硬さの表現にも使われます。やはりどこかを崩して
視線を導くことをしなくてはなりません。
「対角線」の構図
一番よくある構図です。立体感や動きを表現しやすい。
広角になるほど効果が強く現れて、長さや奥行きを感じさせる。
「L型」の構図
水平と垂直を組み合わせた構図で、落ち着いたしっかり感が出ます。
ケースバイケースでいろいろな意味合いが加味され、
雰囲気や情を表現に盛り込みやすいけど
比率やポイントの位置をしっかりさせておかないと失敗しやすい。
「S字曲線」の構図
やわらかさややさしさを表現するのに使われますが、
時としてはダイナミックな動きで力強さを感じさせることもあります。
もちろんポイントをどこに置くかは、忘れずに。
「トンネル」の構図
極端なフレーム効果です。癖のある構図ですが、視線の誘導には
特に効果を発揮します。ぱっと見た感じでトンネル構図を感じさせない
ようにして用いるのがポイントです。
「大小対比」の構図
主役の比較対象を配置することで、より主役の特徴を際立たせるように
するのがこの構図です。たいていの場合、主役は手前に大きく、
脇役は主役と似たものを小さくアウトフォーカスして配置します。
すべての構図に言える事ですが、リズムを忘れずに。
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[連載] ちょっとかしこいフォトショップ・テク
「小さな画像にする」
フォトショップで画像をリサイズ拡大したりすると、ぼけが出てきます。
縮小したときも、多少のぼけがでます。
これは、リサイズ時のピクセル補間から来るもので、
大幅にリサイズを行なったときには、おおきくボケがでます。
ここでリサイズの方法(画像補間方式)について少し。
画像補間方式には、次のような方法があります。
「バイキュービック法」(高画質)
「バイリニア法」
「ニアレストネイバー法」(高速)
これらのどれかの方法を使って拡大縮小回転を行ないます。
「バイキュービック法」は、フォトショップのデフォルトの設定で、
新しいピクセルを作るときに、隣接する上下左右と四隅の8つのピクセルを
平均を出して色を作り、これをさらにその外側のピクセルと比較して
シャープになるようコントラストを高めて決定する方法です。
通常はこの方法で問題ありませんが、極端な縮小をする場合は
やはりボケが強く発生してうまくいきません。
「バイリニア法」は、新しいピクセルを作るときに
隣接する上下左右4つのピクセルの色をそのまま平均化する方法です。
そのまま平均化するので、当然ボケが出やすいのですが、
荒れた画像にはこの方法でリサイズするとスムーズな再現になり
有効な場合もあります。
「ニアレストネイバー法」は、新しいピクセルを作るときに
隣接する最も近いピクセルの色をコピーして補間する方法です。
単純にコピーして補間するので、滑らかさは無く、ガタガタした感じになり
通常は使わない方がいい方法です。
しかし、大幅な縮小をする場合は、この方法を併用します。
では、それぞれの補間方法の特徴を理解したところで、
今回の本題である大幅な縮小の方法について。
大きな写真画像をサムネールのような小さな画像にするときは、
普通にバイキュービック法で縮小してしまうと、なんとなくモヤァっとした
切れの悪い画像になりがちです。
そんな時は、バイリニア法もしくは、バイキュービック法と
ニアレストネイバー法を併用して縮小をします。
例えば、3000×2000ピクセルの画像を60×40ピクセルにする場合。
比較対象を作るために、画像を複製してコピーをつくり
バイキュービック法でいきなり60×40ピクセルにしたものを
作っておきます。
そして、元の画像を次の手順で縮小します。
バイリニア法で300×200ピクセルまで縮小します。
次にそこから、ニアレストネイバー法で目的の60×40ピクセルに縮小。
さて、どちらの画像がお好みですか?
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[連載] 思いつきのショートコラム
「ウイルス花盛り」
最近特にひどいね。毎日40〜50のウイルスが舞い込んでくる。
テキストベースのメーラーを使っているし、チェックも怠っていないのに
なぜか自分が送信元のリターンメールがいくつも入ってくる。
そんなばかな・・・
これだけやっても感染しているのか?
でも、おかしなことばかり。
ぼくはいまだにISDNのダイアルアップ環境で、自動接続にしていない。
それなのに、深夜の寝ている時間に送信したことになっている。
当然、PCの電源も入っていない。
電源が入っていないのに、メール送信されているなんて信じられない。
そんな技術があるならもっと他に利用価値があるんじゃないか?
どうしても納得できないので、何日かの間
通信を物理的にできないように線を抜いていた。
そして久しぶりにダイアルアップを作成してつないでみた。
な、なんというメールの山。
8割くらいがウイルスらしき添付メールとそのリターンメール。
しかも自分が送信していることになっている。
線がつながっていないのに・・・ありえない。???
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いいもの紹介
「NOMAD MuVo2 4GB」
これは、デジタルオーディオプレイヤーではあるのですが、
中を開けると、4GBのマイクロドライブが入っています。
とてもこの価格では買えそうにない容量のマイクロドライブです。
・・・よからぬ事を考えていますね。
そうです、デジタルカメラでフォーマットすれば使えるらしい。
マイクロドライブを取り出したカラは、256MBくらいのCFカードを差しといて
再利用すればいい。USB2.0のアダプタとしても使えるし。
音楽データはmp3に変換すれば、
CD3〜4枚分の十分な容量は確保できるからね。
どうする?、4GBのマイクロドライブ。
スタジオでスタンドに据えての使用なら、使えそうだね。
マイクロドライブだから、持ち歩きにはちょっと怖いけど・・・
┏┏┏ おしらせ ┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏
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発行人 辻 徳明 tsuji@chitanet.or.jp
発行所 T+One DESIGN (辻写真館 ベンチャーセクション)
http://www.chitanet.or.jp/users/tok/
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「tsuji@chitanet.or.jp」までお知らせください。
Copyright (C) 1997-2004 by Tokuaki Tsuji
Presented by "PhotoStudio TSUJI" Shinmaiko, Chita-city, Aichi, Japan
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