74F 特集ルーム

「レイアウトする」 写真は写真でもデジタル写真となると、単に一枚づつプリントするよりも 複数舞をレイアウトして楽しむことが多くなってきます。 そこで、レイアウトするための導入について少し・・・ 手法としては、レタッチソフトで並べる方法と、レイアウトソフトを 利用する方法があります。 いつも使い慣れているレタッチソフトでのレイアウトは、 使い方がわかっているだけに、すんなりと作業が進めやすい反面、 このようなビットマップ方式のソフトでは 拡大縮小を行なうたびに画質が劣化しますので 下絵で配置を決定してから一発で決める必要があります。 では、レイアウトをするためのソフトを使った場合はどうでしょうか。 印刷用語や意味のわからない機能ばかりで、 はじめは戸惑うかもしれませんが、少し使い込むうちに やはりレイアウトのためソフトである実感がわいてきます。 レイアウトをするためのソフトには、「In Design」や「QuarkXPress」、 「Page Maker」等がありますが、 まずは「Illustrator」から入ってみるといいと思います。 ページにまたがるものには弱いのですが、 一枚ものの用紙にいろんなレイアウトを楽しむことができます。 使い方も比較的簡単で、フォトショップよりもペンツールが使いやすく ロゴの作成にも威力を発揮します。 文字の扱いも、やはりイラストレーターの方が応用が利きますので フォトショップとセットで使いたいソフトです。 とは言っても高価なソフトですので、フォトショップだけで精一杯な方も 多いと思います。フォトショップは画像の万能ツールともいえるほどの 多機能を誇っていますので、多少の使い方の工夫があれば フォトショップだけでも十分に実用になるものです。 フォトショップでのレイアウトのコツは、始めにレイアウト用紙を作成して 「開く・・解像度縮小・・全てを選択・・コピー・・閉じる・・ペースト」 といったアクションを作成して、ドロップレットで書き出し、 解像度縮小を無効にしてもう一度別名で書き出します。 前者のドロップレットに配置したい画像をまとめてドロップします。 これでアタリ画像がすべてレイヤーに取り込まれますので 好きな大きさに何度でも変えながらレイアウトを決めていきます。 文字を入れたりして全ての配置がきまったら 背景と文字レイヤーを非表示にして、表示いているレイヤーを結合します。 次に本番画像を後者のドロップレットで取り込み、 アタリ画像に従って大きさを変えて配置していきます。 最後にアタリレイヤーを削除して完成になります。 おぼえていれば、次回の「フォトショップ・テク」のコーナーで 詳細について解説することにしましょうか。
                
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