83F 資料室
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━━━━━ インターネットメールで届く・デジタル写真専門誌 ━━━━━
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┏┏┏┏ デジタル写真セミナー 2005 3月号 No.105
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まぐまぐ発行・配送数: 7682 部
めろんぱん発行・配送数: 1076 部
《目次》
・ [特集] 色をまとめる
・ [連載] 入力の知恵・画像の知識
(デジタルカメラを使いこなそう! Part63)
・ [連載] ちょっとかしこいフォトショップ・テク
(整形しましょう)
・ [連載] 思いつきのショートコラム
(万博に出るぞ)
・ いいもの紹介 (反射原稿ビュアー)
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===== はじめに =====
まぐまぐの画面では送信できているはずなのに
届かないという問い合わせがいくつかありましたので、再度送信します。
配送システムがちょうど変わったばかりだからかな・・・
3月の28.29.30と3日間、連日講習会を引き受けてしまったので、
あっという間に4月になってしまいました。あちゃー。
もっと早めにやっておけって・・・そうは言ってもねぇ。
なんだか毎晩、会合続きです。
最近、頭が悪くなったのか、集中して考えることがなかなか・・・
一人になる時間が寝てるときだけしかなくなってきたり、
まわりがうるさくなってきたこともあるけど、
どうも気が散りやすいのは、全てにおいて甘くなったのかなぁ。
ご意見ご感想や、何かお恵みは tsuji@chitanet.or.jp まで!
(無料アドレスからのメールは、自動的に削除され受け取れません。
このご時世ですので、なにとぞご理解をお願いします)
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[特集] 色をまとめる
少し前、去年の7月号で「プロっぽく見える配色」ってので、
写真に文字を入れたりするときの色選びについてすこしだけさわりましたが、
今回は写真の雰囲気に結びつくような、色使いをやりましょう。
まずは、イメージからキーになるカラーを決めましょう。
考え方の急所は、「どう見せたいか」と言う部分から連想していきます。
作品のイメージは、色によって大きく左右されるので、
動機を裏付けるカラーを決めて、配色のルールを決定します。
撮影の動機と「どう見せたいか」という見せ方をつないで
思いつくキーの色とルールが決まってくれば、イメージも固まってきます。
この根本の作業が抜け落ちていると、最終形が漠然としてしまい、
何を伝えたいのか、よくわからないものになってしまいます。
ルール作りでは、キーの色から全体のトーンを決めて
補助色をいくつぐらい使うのかを決めます。
キーの色が決まったら、補助色を作るためにキーになる色の濃度を変えた
配色をして見ます。濃くしたり、薄くしたりして、バランスを見ます。
もうひとつの方法として、色相を少しだけずらしてみるのも有効です。
大きくずらすと、まとまりがなくなってしまいますので、
60度以内にとどめておきます。
ポイントになる部分は、メリハリをつけるために、
大きく濃度を変えてみましょう。視点が集中するように、
メリハリをつけるのは、ポイントになる一部だけにしておきます。
視覚を分散させないって事が重要です。
特に模様のあるものの場合は、出来るだけ目立たないように
ライティングを工夫したり、周りとの調和をとる必要があります。
色はまとめるものです。
きっちりまとめた上で、少し冒険してみるのが楽しいのです。
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[連載] 入力の知恵・画像の知識
「デジタルカメラを使いこなそう! Part63」
「露出のテクニック」 〜露光量とコントラスト〜
「感度も利用」
デジタルカメラでは、カット毎に感度を変えることができます。
一見、なんてことのない要素のようですが、
じつは非常に使いでのある機能なのです。
フィルムカメラの場合は、感度はフィルムで決まってしまい、
若干の増減感はできるものの、カット毎にとはいきません。
ですから、
露光の調節は「シャッタースピード」「絞り」「NDフィルター」の
3つの選択又しかありません。
フィルターは光量を減らすだけで、あまり手軽とは言えませんので
通常はシャッタースピードと絞りで露光を調節するのが一般的です。
シャッタースピードを変えると、ブレ加減が変わってきます。
絞りを変えると、被写界深度が変わり、ボケ加減が変わってきます。
デジタルカメラでは、これに加えて「感度」を変えることが出来ます。
感度は、露光時間にも被写界深度にも影響を与えずに
露光量を調節することが出来ます。
ただ、デジタルカメラの感度は、高感度に設定するほど
シャドウにノイズが出てきます。
感度は低いほどざらつきが少ないってことですね。
どの程度ノイズが出てくるかはカメラ次第で、最近の新しい一眼レフ、
キヤノンで言えば、10Dでは400、20Dでは800でも
十分に実用になるほどの性能を持っています。
当然、感度を低くしたISO100の方が滑らかな描写になりますが。
コンパクトカメラでは、感度の設定すら出来ないものもおおくありますので
購入前にこのあたりもチェックしてみるのもいいと思います。
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[連載] ちょっとかしこいフォトショップ・テク
「整形しましょう」
少し前にレタッチによるメイクについてお話しましたが、今回はもう少し
踏み込んでレタッチ整形をしてみます。
先日行なった写真館向けの講習会でも、反響のあった使い方です。
今回は、以前に出てきた「ゆがみ」を使って、骨格と表情を整形する
わけですが、ゆがみを使うときの注意事項をもう一度おさらいすると、
☆ゆがみコマンドは、部分選択してから・・・でしたね。
ということで、ポートレートから顔の部分を選択してから、
「ゆがみ」コマンドを実行します。
まずはいちばん要望の多い「ほっぺた」の肉を落としてをスリムにして、
えらがはりすぎている場合は、削ります。
つまりは、顔の輪郭を修整するってことです。
ゆがみ画面で左側に並んでいるツールの一番上のワープツールを選択し、
ブラシサイズを適当な大きさにします。
筆圧については、20〜50ぐらいが使いやすいと思います。
モードはこの程度のレタッチでは、どれを使ってもわからないと思うけど、
こだわる方はいろいろと試してみてください。
ぼくは「かたく」ってのをいつも使っています。
メッシュはうざいので、非表示です。
整形作業のコツは、ブラシのサイズとひきずる方向です。
ブラシサイズの大きさによって、滑らかさと範囲が変わりますので
境界がうまくつながるようにサイズを調整します。
ひきずる方向は大きく曲がらないようにして一発で決めます。
画質おかしくなるので絶対に戻してはいけません。
失敗したら「復帰」ボタンを押して、やり直します。
何度かひきずってみて、復帰で戻し、感覚がつかめたら一発で決めます。
他には、たるんだほほのお肉を少し持ち上げてあげることもあります。
少しだけ表情にハリが出ますね。
ワープツール以外には、目がちんばっぽいのを膨張ツールで
若干開かせたりすることもありますが、
気付かない程度にほんのわずかに手を加えるだけにしておきます。
あとは覆い焼きと焼き込みで目元をはっきりさせて、
しみやシワ等を薄くしたら整形終了です。
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[連載] 思いつきのショートコラム
「万博に出るぞ」
事業の手法やら企業の利権やらと、何かと問題の多い愛知万博ですが、
四月の23日と24日の二日間、万博に出演します。
と言っても、お祭りの山車に囃子頭として付きっきりになり、
万博を満喫するって感じではないようです。
前日の夜から現地に入り、山車の組立てをするのですが、
0時にならないと入れないらしく、多分完成するのは明け方になりそう。
そのままイベントに突入して、その日も帰れず・・・
二日目のイベント終了後も、解体と搬出、かたづけで翌朝まで!!
かなりハードな1泊4日の万博騒ぎになると告知されました。
もちろん、ボランティアですよ。単なる祭り好き?
もともとこの万博には賛同できなかったのですが、
決まったことにはしょうがない。反発しててもみっともないだけだし。
すっぱりとあきらめて、出来る限りの協力はしましょうってことで、
祭りでも、JCでも、協力しようと決めました。
でも本心は、あのような貴重な自然の代償になるような博覧会なのか、
疑問でいっぱいです。
ポケモンパーク?なにそれ、ポケモンのいる本物の森がよかったなぁ。
どうせイベントを起こすなら、
自然切り開いてその中に人を呼ぶのではなく、
最先端の技術で、都会のど真ん中に里山を再生させて
人の中へ自然を招くような万博にしてほしかったなぁ・・・なんて。
ま、ぐちですが。
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いいもの紹介
「反射原稿ビュアー」
プリントを見るときの光源によって、色が変わって見えてしまうことは
もうご存知ですよね。
太陽光と電球と蛍光灯・・・それぞれ違って見えてしまいます。
そこで欲しくなるものが基準にする光源です。
でも、部屋を改装したり照明器具を取り替えたりするのも大変ですし、
カラービューイングシステムなんて、高すぎて買えません。
そこで、ビューイングシステムと言うほどの大げさなものではなく、
手軽に折りたたんで持ち運べる、反射原稿のビュアーを作ってみました。
折りたたむとアルミアタッシュになり、出先での色チェックや
モニターとの色比較にも、大変役に立つものが出来ました。
ビュアー用の蛍光ランプを使って、色温度も演色性もバッチリです。
詳しくは、
http://www.chitanet.or.jp/users/tok/original_goods/ct_index.html
をご覧下さい。
これを参考に、手作りするのも良し、俺のも作ってくれでも良し。
デジセミ読者には、ナイショの値段でお作りします。
おひとつ、いかが?
┏┏┏ おしらせ ┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏
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このアドレスからメール送信することはありません。
もし、このアドレスから送信されているメールがあったとすれば、
それはどこかからの偽造メールです。お気をつけ下さいね。
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発行人 辻徳 / Photographer
発行所 T+One DESIGN (辻写真館)
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