84F 資料室
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━━━━━ インターネットメールで届く・デジタル写真専門誌 ━━━━━
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┏┏┏┏ デジタル写真セミナー 2005 4月号 No.106
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まぐまぐ発行・配送数: 7679 部
めろんぱん発行・配送数: 1073 部
《目次》
・ [特集] 写真の整理
・ [連載] 入力の知恵・画像の知識
(デジタルカメラを使いこなそう! Part64)
・ [連載] ちょっとかしこいフォトショップ・テク
(やわらかいセピア写真)
・ [連載] 思いつきのショートコラム
(万博は疲れました)
・ いいもの紹介 (ワイヤレスマウス)
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===== はじめに =====
強行突破の山車の万博出場もようやく終わり、
あとは5月3日、4日の本番のお祭りがやってきます。
愛知県常滑市の「大野まつり」、見に来てくださいな。
「唐子車」ってのに乗ってますから、よろしくね。
・・・梶方さんは撮影に良い被写体になると思いますよ。
ご意見ご感想や、何かお恵みは tsuji@chitanet.or.jp まで!
(無料アドレスからのメールは、自動的に削除され受け取れません。
このご時世ですので、なにとぞご理解をお願いします)
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[特集] 「写真の整理」
撮るだけとったらあとはハードディスクのどこかにポイッ。
探すときは、作成日の検索で・・・
そんな保存方法が長年続いていましたが、最近ではちゃんと整理するように
なりました。
とは言っても、やはり日付軸での整理をしています。
撮影のジャンルで分けてみたり、重要度で分けてみたり、
再使用の可能性で分けてみたりと色々試しましたが、
結局のところ、撮影順がいちばん良いようです。
撮影が終わると、不要なカットを削除してから、
「05camera」の中の「0504」フォルダの中に
フォルダ名を「050428st名前」とか、「050430cm○○社」
のようなフォルダに名前をつけて保存します。
日付の後の部分はおぼえがきですね。
stはスタジオ、cmはコマーシャル等の出張撮影、scは学校関係で
それに顧客名や会社名を付けて探しやすくしてあります。
少し前までは、探しやすいようにこの撮影ジャンルで分けていましたが、
結局手間がかかるだけで、探すときもどのジャンルにしたのかわからずに、
あちこち探すことになり逆に面倒でした。
日付順の一本にするのがいちばんですね。
そして日付順なので、バックアップの時もわかりやすくて良いです。
普段は画像を取り込んだPCと、LANハードディスクに
同じものがコピーされて入ります。
これでどれか一台のPCと、LANハードディスクの両方で
データを持つことになり、安全性が高まります。
そして一ヶ月に一度、その月の分をCD−RやDVD−Rに焼きます。
PCの方は、順次古いデータを消去しながら使用しますが、
LANハードディスクは、一杯になったら新しいものに付け替えます。
うちの場合ですけど、こんなフローが良いようです。
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[連載] 入力の知恵・画像の知識
「デジタルカメラを使いこなそう! Part64」
「露出のテクニック」 〜露光量とコントラスト〜
「勘をつける」
デジタルカメラでも、特に一眼レフを使っていると気がつくことに
露出計との多少のズレがあります。
露出計では、F11と出ていても、実際のヒストグラムでは
F9.5の方が良い場合が多くあります。
これは、入射式の露出計やカメラの内蔵にかかわらず、
18%反射の中間濃度を基準にしているからなんじゃないかなぁ〜なんて
思ったりしてるんだけど、ちがうかなぁ。
で、それをヒストグラムで表示すると、どうしてもハイライト基準に
考えてしまうからです。
実際に、露出計の出た目で撮影しても、撮影環境によって
ヒストグラムは明暗比等でさまざまな領域を示します。
そしてハイライト基準の方がデジカメの場合は現実的です。
反射で光っている部分は飛ばした方が良いけど、
ディテールの必要なハイライトをどのレベルに設定するのか、
そのハイライト部の色が偏るようなら、ホワイトバランスを調整する。
平均的な露出計の値や各部の測定値から、撮影環境を考慮して
このような勘を働かせて最終的な露光量を決定します。
ハイライトポイントの勘どころは、まず露出計の癖を理解することです。
どの程度の「キラッ」が入るとどれくらい影響を受けるのか、
コントラストの低い場合の出方は、ピーカンだったら、
半逆光や逆光の反応はどのようにでるのか、これらの状況で
露出計の出方に勘を加えてハイライトポイントが合うように
露光を決定します。
露出計の値から状況に合わせてさじ加減が必要ってことですね。
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[連載] ちょっとかしこいフォトショップ・テク
「やわらかいセピア写真」
写真に雰囲気を加える手っ取り早い方法に、モノクロ写真にするとか、
セピア調にするという方法がありますが、イメージとして使うには
ちょっときつすぎたり、リアルになり過ぎたりして、
少し手を加えてやわらかさを出した方が良い場合があります。
では、まずセピア調にするいちばん簡単な方法は、
「イメージ」→「色調補正」→「色相・彩度」を実行します。
「色相・彩度」画面で、右下にある「色彩の統一」にチェックを入れます。
「色相」のスライダを「32」あたりにします。
好みにより、多少前後させて好きな色味に調整をしてくださいね。
「彩度」のスライダは、「20」〜「25」あたりで
好きにしてください。「明度」はゼロのままでいいでしょう。
いかがでしょうか?
このままでもセピア調に見えますが、もう少し手を加えるなら・・・
黒が強すぎるので、レベル補正で「レッド」と「グリーン」の
黒を薄くしてやります。
レベル補正のチャンネルを「レッド」にして
下の方のスライダの左にある黒三角を少し右に動かします。
同じように「グリーン」のチャンネルも行ないます。
これで真っ黒がセピアブラックになりました。
作業ついでに、ぼかしを加えてもう少しやわらかさを出してみましょう。
レイヤーを複製します。
複製したレイヤーを「フィルタ」→「ぼかし」→「ぼかし(ガウス)」を
実行して、適当だと思うその倍ぐらい強めにぼかしをかけて
レイヤーをふんわりとさせます。
強めにぼかしてあるので、レイヤーの不透明度を「50%」にして
背景と透かしてシャープさを少し加えます。
あとは、はっきりさせたい部分を消しゴムツールで消していけば
シャープな背景が出てくるのではっきりさせることが出来ます。
この時、消しゴムツールの不透明度を調整するとなじみが良くなります。
最後に、レイヤーの画像を統合して完了です。
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[連載] 思いつきのショートコラム
「万博は疲れました」
愛・地球博に山車を持っていったのですが、もう二度と勘弁して欲しいって
のが正直な感想です。
なぜにあんな杓子定規な規制だらけのひどい目にあわされたのか・・・
まずは午前0時にならないと入れないので、山車の組立てが徹夜仕事。
しかも、車の誘導が悪くて日本広場に山車を乗せた車が入ってきたのは、
深夜の二時頃で、それまでの間ずっとただ待っていただけ。
めっちゃくちゃ冷え込んで、寒かった・・・
明け方までかかって組立てを済ませ、なんとか開場には間に合ったけど、
寒さと疲れでへとへとの状態で、お祭りのスタートとなりました。
朝の9時ごろに後発隊が到着したけど、天と地ほどのテンションの差があり、
なんとかここで盛り立てないと囃子頭の名がすたる。
差し入れの酒でもあおって、一気に突き抜けたいところだけど、
持ち込み禁止なので差し入れは何も無し。
はぁ↓〜・・・
売店が開くまでの我慢我慢。
何局ものテレビカメラがうろつく中を、変な元気でやり過ごし、
朝昼晩の弁当は握り飯。あの混みようだと、店には入れず食えただけまし。
ようやく初日が終わり、宿で熟睡。
翌日はNHKの取材が入っていたけど、早朝のリハーサルに遅刻・・・
30分もまってもらって、わるかったなぁ。
一晩寝れたおかげでこの日は快調。
無事、生中継の本番もうまくいき、自腹の生ビールもガンガン入ったおかげで
かなりやりすぎてしまい、協会の人から怒られてばっか。
怒られついでなので、日本広場を大太鼓を担がせてお囃子でぐるりと
まわってやったけど、意外と注意は受けなかった。
いや、逆に道を開けるように警備の人が先導までしてもらえた。
この日、山車を解体して帰ってきたのは、午前4時をまわっていた。
何かと口うるさい協会の人たちだったけど、
みんなの一致した感想は、「やつらは人形だから仕方が無い」でした。
二度と行きたくないと思ったけど、時間が経ってみると、
でも楽しかったなぁ・・・って思えるのはなぜでしょうね。
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いいもの紹介
「ワイヤレスマウス」
最近のお気に入りは、ワイヤレスの光学式マウスです。
マウスのコードが無いってだけで、こんなに快適になるなんて
思ってもいませんでした。
オートパワーオフになっていて、電池も結構長持ちする。
ただ難点なのが、読み取り密度が高すぎて、カーソルが早く動きすぎる。
マウスの設定で遅くすれば済むことだけど、マウスを変えるたびに
いちいち設定しなおさないといけないのが面倒なので、
一度使ったらワイヤレスマウスだけで過ごすことになる。
電源は単三電池なので、写ルンですの電池を使い回せば
それで足りてしまうという何ともうまい具合にできている。
電波の強度は、機種により色々あるようですが、
普通のタイプよりも、若干強めのものを選んだ方がいいみたいです。
本体の位置により、届かない場所もあるようです。
特にデスクトップPCの裏側USBに挿して使っていると、
弱いものだと、あれっ、て事もあるって聞いてます。
┏┏┏ おしらせ ┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏
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このアドレスからメール送信することはありません。
もし、このアドレスから送信されているメールがあったとすれば、
それはどこかからの偽装メールです。お気をつけ下さいね。
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発行所 T+One DESIGN (辻写真館)
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