88F 知恵と知識の間
「デジタルカメラを使いこなそう! Part68」
「実践!撮影前のチェック」 〜失敗しないための確認事項〜
「RAW撮影の設定項目」
さていよいよ撮影となります。
まずは設定項目が少なく、手早く撮影できるRAW撮影の設定確認です。
RAW撮影は、現像時に設定できる項目が多いので、
撮影時は設定項目が少なくて楽チンです。
だから今回はサラーッといきますね。
まず忘れてはいけないのが「記録画質」を「RAW」にすること。
こうすることで、JPEGの画素数とか圧縮率を選択することもありません。
生のデータが記録されます。
そして忘れがちなのが「ISO感度」の設定です。
デジタルカメラでは、感度が自由に変えられるため、
慣れないうちはセットし忘れることがあります。
撮影前には、必ず感度の設定ボタンを押して、確認しましょう。
あとは、ワンショットか連写かを確認して、
AFモードやエリアも確認します。
最期に、測光モードを確認して、シャッター速度と絞りをセットします。
ついでにオートの場合は露出補正が戻っているか確認しましょう。
RAW撮影では、こんな感じで、フィルム撮影に毛の生えた程度の
確認だけでシャッターを切って行けるのです。
・・・でもそのツケが現像処理として、のしかかって来るのですが・・・

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