89F 特集ルーム
「タイムラグを稼ぐ」
どうもシャッターのタイミングが合わない・・・
いつもチャンスを逃してしまう・・・
シャッターが切れるのが遅い・・・
こんな状況を経験したこと、ありませんか?
カメラには、シャッターを押してから切れるまでのタイムラグがあるのです。
しかも、コンパクトタイプのデジタルカメラは、
頭にくるほどシャッターが切れだすのが遅い。
携帯電話のカメラも、いったい、いつ切れたのか感覚がつかめない。
そんな問題も、カメラの構造を理解すればある程度の回避が出来るのです。
っていうか、カメラの使い方があるんです。
それは、シャッターボタンの構造にあります。
多くのシャッターボタンは、二段構造になっていて、
「半押し」という使い方をします。
これは、シャッターボタンをゆっくり押し込んでいくと
途中で一度ひっかかり、奥の方は一段硬くなる部分があります。
この硬くなるところで一度止めておくって事です。
最初のやわらかい押し込みの部分を押して行き、
硬くなるところでストップです。
この状態ではまだシャッターは切れず、
ピントをあわせ終わったところで待機している状態です。
そして硬い部分まで押し込むと、瞬時にシャッターが切れます。
何も押していない状態から一気にシャッターボタンを押し込むと
このピンとあわせが終わってからシャッターが切れるため
それだけタイミングが遅れるって訳です。
シャッターボタンの「半押し」で待機。これです。

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