90F 特集ルーム
「手ブレを防いでくっきり写真」
一眼レフと違って、モニターを見ながら撮影できるコンパクト型の
デジタルカメラは撮影者の印象まで変えてしまいました。
カメラを構えてファインダーを覗き込むスタイルから、
携帯電話で撮影しているような、少し離してカメラをかざして撮るような
そんな格好になってきました。
このことで問題になってくるのは、カメラが不安定になってくること。
対策として、各メーカーは手ブレ補正機能をつけてきていますが
根本的な解決法としては、やっぱりしっかりと構えて撮影することです。
できれば両手でしっかりと持って撮影したいし、
もう少し工夫すれば手ぶれも少なくなります。
いちばん効果のある撮り方は、モニターではなくファインダーを
覗いて撮影することです。
カメラを額にくっつけて、頭でホールドすれば手ブレはぐっと減ります。
しかし、最近のデジタルカメラには光学式のファインダーが省略されている
機種も増えてきており、この方法で撮れないものも多くなってきました。
ではどうすれば良いか・・・
カメラの肩掛け、そう、ネックストラップをうまく使ってみましょう。
カメラを首からかけたままでカメラを前に出して、
ストラップがピンと引っ張った状態で両手でしっかり持って撮ります。
これだけの事で、案外安定するものなのです。

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