94F 知恵と知識の間
「主観付き新デジタル写真用語集! Part2」D〜I
「DCF」
Design rule for Camera Fileの略で、違うデジタルカメラの画像でも、
再生して見ることができるようにと、
記録するメディアに保存する階層構造を定めた規格。
DCIMと言うフォルダの中に100EOS5D等と言うフォルダを作って
その中に画像データを保存するってのがそれ。おかげでめんどくさい。
「DPOF」
Digital Print Order Formatの略。
どの画像を何枚プリントアウトするのかを伝えるための統一規格。
MISCと言うフォルダの中にAUTPRINT.MRKと言う名前のファイルが付く。
メモ帳で開くと、何番の画像(IMG SRC = "../100nikon/DSCN0239.JPG")が
何枚(PRT QTY = 001)等と書いてある。
「DTP」
DeskTop Publishingの略で、パソコンを使ってデザインレイアウト等を
行うこと。昔これがしたくてマックを買ったものだ。
今ではウインドウズでもできるが、ここに住む環境ではまだマックが強い。
「DVD」
CDと同じ大きさの概観で、より大きいデータを保存できるメディア。
今になっては普通にやり取りができるようになったが、
+だの−だの、ややこしかった。
「EV」
Exposure Valueの略で、露光量を表す単位。
シャッタースピード1秒、絞り値F1.0の露光量が「EV0」で、そこから絞り値や
シャッターが1段上がるごとに「EV1」二段上がると「EV2」と増えていく。
シャッターと絞りの関係は大切だが、このEVと言う言葉自体は
知らなくても普段の撮影に影響はない。
「Exif」
サムネイルや撮影情報などをファイル内部に記録できる画像データ形式。
JPEGの一種だと思っていても問題ない。
カメラに付属のユーティリティを使うと、日時、カメラ名、焦点距離、
絞り値、シャッタースピード、露出補正値、ホワイトバランス設定などを、
見ることができるできる。Exif対応のビュアーでも表示する。
「F値」
撮影時ではレンズの絞りをいくつにしたのかと言う絞り値で、
カタログ上では、レンズの明るさである開放絞りの値を表す。
数値が小さいほど暗い場所でも速いシャッタースピードを使うことができ、
背景をぼかした被写界深度の浅い写真が撮れるが、お値段もグンと高くなる。
F1.2とか書いてあり、ズームではF2.8とか書いてある。
f28mmと言うのはレンズの焦点距離なので、大文字小文字で意味が違う。
「GB」
データの量の単位ギガバイト。
普通は1000MBが1GBになりそうなものだが、デジタルでは1024MBになる。
デジタルは正確なのかいい加減なのかよくわからなくなってくるところ。
「ISO感度」
昔はASA(アーサー感度)と言っていたものと同じ感覚で、
フィルムの光に対する敏感さを数値化したもの。
デジカメの場合はフィルムを使わないので、苦し紛れに「ISO100相当」と、
相当を付ける。数値が大きいほど、暗い場所での撮影に強い。
「ICCプロファイル」
カラーマネージメントシステムを構築するために各機器の特性に合わせて、
共通のカラースペースから範囲を制限して補正をする値なんですね。
詳細はhttp://www.chitanet.or.jp/users/tok/88/ps.htmを参照。
「IEEE1394」
Fire Wireとか、i.Linkの事。高速転送がウリ。
「IEEE802.11g」
無線LANの規格で、2.4GHzの周波数を利用する最大54Mbps。
bが11Mbpsなので比較的高速。
今回は、D〜Iでした。ではまた。

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