96F 知恵と知識の間

「主観付き新デジタル写真用語集! Part4」 「OEM」 名のある会社で販売される製品を製造する別のメーカー。 OEMメーカーに商品を作らせて、販売会社は自社ブランドで販売する。 販売会社のブランドと販売力を活かして生産量を向上させることができる。 OEMメーカーが直に販売している安い同じモデルがあったとしても、 ドライバ等のソフト面で安物買いの失敗することもある。 「OpenType」 PostScript Type1と、TrueTypeを統合したフォントファイル形式の一つ。 フォントデータを送受信することができる機能が規定されており、 プリンタにフォントデータを保存しておく必要がなくなった。 文字コードがUnicodeになっているので注意。 「PC Card」 PCMCIAとJEIDAが共同策定した、ノートパソコン用の拡張カードの規格。 フラッシュメモリカードやハードディスク、SCSIカード、LANカード、 モデムカードなどに利用される。 PC Cardアダプタを使ってCFカード等を接続できるが、 今時ではメディアリーダーも何もかもUSB接続の一点張り。 うちでは無線LANのカードぐらいしか利用していない。 「Photoshop」 Adobe Systems社のプロ向け画像編集ソフトで、幅広く利用されている。 画像に特殊効果を施したり編集したりすることが主な機能だそうだけど 写真屋としては色調補正や修整が主な使い方。 そんなことならPhotoshop Elementsでもよさそうなものだが、 自動処理のアクションやドロップレットは業務効率の要となるので やはりフルバージョンが必要になってしまう。 「RAID」 何台かのハードディスクをまとめて1台のハードディスクとして使う技術。 メリットはデータを分散して記録するので、高速できる事と安全性。 一台がクラッシュしても復帰することが出来るレベルがある。 RAID 2...ミラーリング。2台のディスクにまったく同じデータを同時に 書きこむので、片方が破損しても、もう一方からデータを読み出せる。 RAID 5...データからパリティを生成し、データとともに分散して 記録する速くて安全なよく使われている方式。 「RAM」 コンピュータのメインメモリ。 CPUから直接アクセスできるので動作が高速で、この容量が大きいほど 多くの作業を同時にこなすことが出来る。 容量不足でここで処理しきれない作業は動作の遅いハードディスクに 流れていくので、写真を扱うなら、大きいに越した事は無い。 「RAWデータ」 撮影して撮像素子から出てくる信号をカメラ内で加工せずに、 全ての情報が詰まっているそのままの形で取り出したデータ。 各種のパラメータを駆使し、現像処理をすることで 一般的なファイル形式にする。画像を磨くと言う感覚。 「RGBデータ」 光の三原色の赤(R)・緑(G)・青(B)のRGB3つで構成された画像データ。 デジカメ、モニター、作業に関する事実上の基本色モード。 でもこの数値は色ではなく単なる数値。 プロファイルを照らし合わせてはじめて色になる。 今回は、O〜Rした。ではまた。
                
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