97F 知恵と知識の間
「主観付き新デジタル写真用語集! Part5」
「SATA」(Serial ATA)
パソコンとハードディスクなどの記憶装置を接続する規格のひとつで、
シンプルなケーブルで高速な転送速度を実現することができる。
ケーブルの抜き差しが楽になり、ケガ防止にも貢献。
「sRGB」
ウインドウズ標準のパソコンモニターで再現できる色域。
カラープロファイルは「sRGB ICE61966-2.1」っていうのがそれ。
デジカメの多くも、このsRGBを基準にしている。
色域が狭いと言われているけど、一般使用にはこれで十分で
へたにAdobeRGBを使って色が崩れるよりは、安心して使える。
「SDメモリーカード」
SanDisk社のメモリカード「MMC(マルチメディアカード)」の仕様をベースに
作られたもので、MMCよりもわずかに分厚い。
デジタルカメラで多く使われているメモリーカードで、
最近では一眼レフにも採用されている。転送早いし、価格が安い。
「SmartMedia」(スマートメディア)
切手大(45mm×37mm、厚さ0.76mm)のフラッシュメモリカード。
昔は多くのデジタルカメラで使われていたけど、今は見なくなった。
接触不良でよくカードを認識しなくなったり、データが消えたりと
いろいろと問題の多くあったメディア。
「TFT液晶」(薄膜トランジスタ)
モニターディスプレイの液晶パネルなどに使われる液晶の方式の一つで、
ガラス基盤上にアモルファスシリコンなどで構築されたトランジスタ。
液晶モニターは、この方式により色再現や視野角が大きく異なるんだよ。
「TIFF」
比較的アプリケーションソフトに依存しない画像フォーマットです。
画像を保存するときに「TIF形式」(○○.tif)を選びます。
圧縮しても画質は落ちませんが、可逆性圧縮なので圧縮効果は少ない。
方言も多く、時々フォトショップで開けないTIFFもある。
「TrueTypeフォント」
Mac、Win共に古くから一般的に使われているアウトラインフォント形式。
拡大・縮小してもジャギーが出ず、解像度によらない精細な出力を
画面と印刷の両方で同じように得られます。
「USB 2.0」
最高480Mbpsという高いデータ転送速度で、HDD、CD-Rなどといった
機器を接続しても、十分なパフォーマンスを発揮できる。
不安なくらい抜き差しが楽で、便利な規格。
「USBバスパワー」
USBケーブルを通じてコンピュータ本体から周辺機器に給電する仕組み。
対応機器は電源コードが不要でUSBにつなぐだけで動作するけど
消費電流500mAという制限があるため、多くの機器を数珠繋ぎにできず、
ハブを使うと不安定になることが多い。
「USBハブ」
1つのUSBポートから複数のUSB機器を装着するためのタコ足装置。
パソコン本体からUSBケーブルで給電するバスパワー方式よりも、
ACアダプタなどでコンセントから電源を取るセルフパワー方式を
使うことをお勧めします。
「VA方式」
液晶パネルの一種で、電圧がかかっていないときにパネル面に対して
垂直方向を向く方式。電圧をかけるとパネル面に対して平行になり、光を通す。
MVAになると、比較的視野角は広く、その割りに安い。
「VGAコネクタ」
D-Sub15ピンでディスプレイを接続するアナログRGBのケーブルのコネクタ。
ほとんどの機種でオンボードで内蔵している。
大画面のモニターをつなぐ時は、グラフィックボードが必要になる。
今回は、S〜Vでした。ではまた。

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