99F 知恵と知識の間

「主観付き新デジタル写真用語集! Part7」 一応、アルファベットのグループは、前回まででおわったので、 今回は数字の部分を取り上げます。 「100BASE-TX」 LANのEthernet規格のひとつ。より対線のカテゴリー5ケーブルに利用して、 ハブを使って各機器を接続するスター型LANで、通信速度は100Mbpsになっている。 10BASE-Tと互換性のあるものが多く、混在させることができる。 ハブはネットワークの端から端まで通常は3〜4段階程度までハブを接続することが できるとなっているはずだけど、実はこの規格では最大伝送距離が100mまでで、 ハブの多段接続は2段階までとなっている。 「1000BASE-T」 100BASE-TXと同じ、カテゴリー5やエンハンスドカテゴリー5のケーブルを使用する規格。 最大伝送距離は100m、最高通信速度1Gbpsの高速で、Gigabit Ethernet規格のひとつ。 できるだけエンハンスドカテゴリー5の上のカテゴリー6を使ったほうがいいという話も。 「106キーボード」 カナを刻印したJIS配列のキーボード。ちなみに101キーボードはASCII配列。 日本では普通のキーボードのこと。 「16ビット」 画像モードのひとつで、RGB各チャンネルあたり16ビットの諧調を持つもの。 画像のレベル値を変えたりトーンカーブ操作をすると、必ず抜け落ちるデータが 発生するけど、16ビットで操作して8ビットに落とせば補間できる。 「24ビットカラー」 1677万色のこと。赤、青、緑の光の三原色を、それぞれ8ビットで表現すると 3つ合わせて24ビットカラー。各色8ビットの256色の組み合わせでRGBの基準。 まずはこのあたりからデジタルフォトを理解していくのが近道。 「32ビットカラー」 赤、青、緑の光の三原色を、それぞれ8ビットで表現し、残りの8ビットは アルファチャンネル等に割り当てて半透明処理に利用している場合や、 利用せずにダミーデータになっている場合もある。 デジタル写真の場合CMYKモードになると、それぞれ8ビット×4チャンネルになる。 「802.11g」 無線LANの標準規格の一つで、2.4GHz帯で約54Mbpsの通信を行なう仕様。 一般家庭や軽いJPEG画像の転送には有効だけど、 一眼レフのデジカメを使ったRAW撮影をするスタジオ業務では実用にならない。 今回は、数字のパートでした。ではまた。
                
   次の講座へ    前の講座へ     99Fロビーへ出る